お肉の豆知識2【牛肉の部位について】
それでは、ここでは牛1頭から得られる肉の量も記載しながら、よく食べる牛肉の部位についてまとめてみたいと思います。お召し上がりになる適した方法についても種類でまとめてみます。
部位名 | 牛1頭から得られる肉の量 | 説明文 | 種 類 | ||||
ステーキ | すき焼き・しゃぶしゃぶ | カレー・シチュー等煮込用 | 焼肉 | 切落し | |||
ヒレ | 約3キロ | 肉の中で最も柔らかく、味が楽しめる部位です。まったく脂っこくないので、ご年配の方におすすめできます。ギフトやお歳暮に特にオススメします。 | ◎ | ◎ | ◎ | ||
リブロース | 約10キロ | 牛の中心部分なので、味、美、香がとてもすばらしくどんな料理にも合います。ここの霜降りの量が多ければ多いほど、高等級になります。 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |
サーロイン | 約10キロ | 「サー」の称号を与えられた部位で、ステーキと言えば、この部位を連想してしまうと思います。芸術的な霜降りをご堪能できると思います。 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |
肩ロース | 約18キロ | リブロースとつながっている部位で、肉質、脂質ともすばらしいです。流れるような霜降りをご覧下さい。 | ◎ | ◎ | ◎ | ||
ランプ | 約5キロ | 脂身がほんの少ししか無く、部位的にやわらかいので、あっさりとお楽しみいただけます。ステーキに向いています。 | ◎ | ◎ | |||
イチボ | 約2キロ | モモ肉で一番霜降りの多い部位でモモ独特の風味をお楽しみいただけます。 | ◎ | ◎ | |||
マエバラ | 約15キロ | 焼肉ですと、やや硬いのでスライスとして使います。 | ◎ | ◎ | |||
ナカバラ | 約30キロ | カルビの部分です。カルビとしてとれる部分は15kgぐらいです。 | ◎ | ◎ | |||
ソトバラ | 約30キロ | 脂と赤身の絶妙なバランスが人気です。 | ◎ | ◎ | |||
ウデ | 約10キロ | 赤身がほとんどですが、肉の味がよく、ミスジである部分ですので、美味しいです。 | ◎ | ◎ | ◎ | ||
マル | 約10キロ | ほとんど赤身なのですが、霜降りが綺麗に入っています。モモ肉の中ではトップレベルのうま味の詰まった部分です。 | ◎ | ◎ | |||
ウチモモ | 約10キロ | ほとんど赤身の部分なので、脂が苦手な方にはお勧めいたします。 | ◎ | ◎ | |||
ソトモモ | 約10キロ | 厚く切るとやや硬いですが、お肉の味がして美味しく食べられます。 | ◎ | ◎ | |||
スネ | 約10キロ | スジが入り込んでいますが、お鍋で長時間煮込むとおどろくようなやわらかさになります。特にカレーやシチューにぴったりです。 | ◎ | ||||
スジ | 約--キロ | 冬の季節になるとロースやヒレを押しのけているところです。おでんにはなくてはならないところでしょう。スネ肉同様に煮込むと柔らかくなり、おいしくいただけます。 | ◎ |